環境教育普及に向け、弊社の豊富な動植物写真を役立てていきたいと思います。

EACフォト・ライブラリーの特長は?

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多種多様な動植物画像を所有!

EACフォト・ライブラリーには、おもに中部地方で撮影された多種多様な動植物画像が揃っています。

さまざまな分類群の画像が揃う!

植物や動物(哺乳類・鳥類・爬虫類・両生類・魚類・昆虫類)など、さまざまな分類群の画像があります。

確実な画像情報!

画像の撮影後、専門スタッフによる同定を行っているため、確実な画像情報として使用できます。

 

EACフォト・ライブラリーを利用した作品は?

EACフォト・ライブラリーの画像を利用した作品をご紹介します。
各種自然観察ガイドブックをはじめ、ビジターセンターの展示物、環境計画などに広く利用されています。

長島ダム周辺の 動植物
長島ダム周辺の動植物/国土交通省委託業務
天竜川・菊川総合学習ミニガイド
天竜川菊川総合学習ミニガイド/国土交通省委託業務
狩野川 自然観察ガイドブック
狩野川自然観察ガイドブック/国土交通省委託業務
樹木クイズガイドブック
樹木クイズガイドブック/静岡県委託業務
西臼塚 自然観察ガイドブック
西臼塚自然観察ガイドブック/奇石博物館委託業務

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Pick-Up!! NATURE 生きもの図鑑

ギフチョウ
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目科・学名
チョウ目アゲハチョウ科
Luehdorfia japonica
出現期
春(3月下旬~4月上旬・静岡県内)
特徴
 開長50~60mm。日本固有種で主に本州中西部に分布します。生息環境は幼虫の餌となるカンアオイ類の育つ落葉広葉樹林と成虫の活動する草地や疎林を伴った場所です。静岡県では主に富士川周辺と天竜川以西に広く分布していましたが薪炭林の減少と山林の荒廃により生息地は減少しています。
環境省レッドデータブック:絶滅危惧II類
静岡県レッドデータブック:準絶滅危惧
撮影地
浜松市(4月) Photo by Sakai
ミヤマシジミ
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目科・学名
チョウ目シジミチョウ科
Lycaeides argyrognomon
出現期
春~秋(成虫)
特徴
 本州中部地域に分布し、火山れき地や河川敷などのコマツナギの生える荒原的な環境に生息します。幼虫はコマツナギを食樹とし、成虫も食樹周辺で見られます。成虫は平地では一年に数回発生します。

環境省レッドデータブック絶滅危惧II類
静岡県レッドデータブック準絶滅危惧種

撮影地
静岡市(10月)   Photo by Sakai
クツワムシ
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目科・学名
バッタ目クツワムシ科
Mecopoda niponensis
出現期
夏~秋(成虫)
特徴
 体長50~53mm。大型の鳴く虫の一種で、林縁や河川の草丈の高い草地に生息します。成虫は年1回発生し、オスは夜間ガシャガシャガシャガシャと大きな声で鳴きます。
撮影地
静岡市(8月)   Photo by Sakai
アブラゼミ
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目科・学名
カメムシ目セミ科
Graptopsaltria nigrofuscata
出現期
夏(成虫)
特徴
 体長53~60mm(前翅を含む)。オスはジーーーーージリジリジリジリと鳴きます。幼虫は土の中で木の根から汁を吸って育ち、卵から成虫になるまで7年かかることが知られています。アブラゼミをはじめ、セミの仲間は夜間に羽化することが多いのですが、この個体は午後4時過ぎに羽化していました。体が完全に抜け出すまでもう少しです。
撮影地
焼津市(8月)   Photo by Sakai
モートンイトトンボ
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目科・学名
トンボ目イトトンボ科
Mortonagrion selenion
出現期
初夏~夏(成虫)
特徴
 体長27~32mm。成熟したオスの腹部は鮮やかなオレンジ色になります。
草丈の低い植物の生えている浅い湿地や水田(特に休耕、放棄されて湿地化した水田に多い)などに生息します。もともと生息地は限られることの多い種でしたが、土地の開発や植物の遷移による環境変化によって生息地は近年減少しつつあります。
静岡県レッドデータブック絶滅危惧II類
撮影地
浜松市(6月)   Photo by Sakai
ツチイナゴ
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目科・学名
バッタ目イナゴ科
Patanga japonica
出現期
秋~春(成虫)
特徴
 草原や河原などの草地でみられます。草食で、クズを好んで食べます。体長50~70mmです。九州以北に生息するバッタの仲間では唯一成虫で冬を越す種です。
写真の個体は河原で越冬していたもので、イネ科植物の根際に隠れていました。
撮影地
浜松市(2月)  Photo by Sakai
ナナホシテントウ
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目科・学名
コウチュウ目テントウムシ科
Coccinella septempunctata
出現期
3~10月頃
特徴
 背中(前羽)に黒い斑紋が7つあることからこの名がつきました。成虫・幼虫ともにアブラムシ類をとらえて食べることから、益虫とされています。攻撃を受けると足の関節から、においのある黄色い液をだして身を守ります。大きさは約8mmです。
撮影地
富士宮市  Photo by Horiuchi
クルマユリ(車百合)
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目科・学名
ユリ科ユリ属
Lilium medeoloides
出現期
特徴
 代表的な夏の高山植物です。花の姿はコオニユリに酷似していますが、葉が輪生するので違いがわかります。和名は、葉が放射状に着いたところが車輪に似ているために名づけられました。
富士山では、標高約1,700m~森林限界の約2,500mで見られます。
撮影地
裾野市  Photo by Murofushi